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  <title type="text">全国の有名陶器について</title>
  <subtitle type="html">焼き物に関すること及び全国の有名陶器について特長などの説明</subtitle>
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    <published>2010-02-07T20:53:51+09:00</published> 
    <updated>2010-02-07T20:53:51+09:00</updated> 
    <category term="コラム" label="コラム" />
    <title>玄関における開運グッズ</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[開運グッズには常に身に付けて持ち歩くものもあれば、生活のベースとなる家に飾ったり置いたりして開運を招くものもあります。<br />
ここでは家の顔とも言える玄関に置くことで開運を導くグッズについてお話したいと思います。<br />
<br />
毎日過ごす家の玄関の状態は、その家が良い運気を取り込めるかどうかの大きなポイントとなります。<br />
玄関が散らかっていると陰の気が満ちて、家全体の運、そこに暮らす人の運までが落ちてしまうので注意が必要です。<br />
良い運気がたくさん入ってくる玄関とは、明るくきれいで良い香りのする玄関です。<br />
では玄関に普段置いてあるグッズについて、具体的にどのようなことに注意すればよいのかをお話したいと思います。<br />
<br />
まず玄関の扉。<br />
扉を開けて家の中に入るとき、リビングが見える家は家族が仲の良い家になり、花や観葉植物などが見える場合も良い気を吸い込みやすくなります。<br />
逆に玄関の扉を開けて外に出る時は、最初に見たものの気を吸収しますので、花や公園、上りの階段など運の良いものが見えるとよいです。<br />
もし玄関を開けたときにゴミ置き場や病院などが見える場合は、空を見上げるようにしましょう。<br />
次に玄関の照明ですが、良い気は明るいところを好みますので、窓のない玄関でもライトを置くなどして明るくしておくことが大切です。<br />
ライトは太陽の代わりとなってくれますので、暗い玄関には必ず必要となります。<br />
<br />
玄関に置いてあるものとして多いのが傘立てですが、水が溜まると陰の気も溜まりやすくなってしまいますので、水はけのよいタイプか陰の気を吸ってくれる陶器製のものを選ぶようにしましょう。<br />
玄関マットは安っぽいものを使うとその家の主人の格が下がることになりますので、できれば高級感のあるものを選ぶとよいと思います。<br />
コットンやシルク素材のものを選び、季節感を取り入れることも大切です。<br />
観葉植物も良い気を呼び込むので玄関に置きたいアイテムです。<br />
ただし花が咲くものは鉢植えで飾ると安定した空間を作るので既婚者向きで、独身の人が花を飾る場合は切花にする方がよいです。<br />
空の花瓶を玄関に置いたままにしておくことは避けましょう。<br />
<br />
玄関に絵を飾っている家庭も多いかと思いますが、植物の写真や風景画などを室内へ続く壁に互い違いに段差をつけて飾ると、気をスムーズに家の中に導いてくれます。<br />
ただし必ずフレームに入れて飾るようにしましょう。<br />]]> 
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    <published>2009-11-25T00:00:00+09:00</published> 
    <updated>2009-11-25T00:00:00+09:00</updated> 
    <category term="全国の陶器" label="全国の陶器" />
    <title>有田焼・伊万里焼</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[数ある全国の陶器を語る上で、これは外せないでしょう、というのが佐賀県の有田焼です。 <br />
有田焼は誰もが聞いたことのある、また見たことのある焼き物ではないでしょうか。 <br />
瀬戸と並んで磁器生産のメッカとも言われる有田は、日本から海外へ「文化」を輸出した数少ない窯場です。 <br />
<br />
江戸時代、華やかな色絵を施してある有田焼が話題となり、盛んにヨーロッパに輸出されていました。 <br />
その頃のものは「古伊万里」と呼ばれ、現在の有田焼の一主流となっています。 <br />
古伊万里の様式を代表するのは「染錦（そめにしき）」と呼ばれる装飾法で、染付けの上に赤や緑、黄、青などの絵の具で色絵をつけ、さらに金彩、銀彩を加えたものです。 <br />
器の表面を絵柄が埋め尽くし、色使いは華麗で多彩、まさに豪華絢爛の焼き物です。 <br />
ヨーロッパの貴族文化の中にも歓迎されたというのも納得できます。 <br />
<br />
古伊万里の名工として酒井田柿右衛門（さかいだかきえもん）がいますが、柿右衛門は古伊万里様式よりさらに優雅な「柿右衛門様式」という装飾法をあみ出しました。 <br />
その器肌は「濁手（にごしで）」といって透明度を抑えた独特の乳白色をしています。 <br />
このやわらかい白を完成させたことによって、上にのせる色絵とのバランスがさらによくなりました。 <br />
絵のモチーフには、花、竹、紅葉、鳥、鹿などを用い、構図も日本画的なものが目立ちます。 <br />
絵の具は赤を基調とし、群青、青緑、赤さびの４色を基本としています。 <br />
柿右衛門様式はヨーロッパの窯でも模倣されるほど、一世を風靡していました。 <br />
<br />
ところで全国の陶器の中では有田焼という名称も伊万里焼という名称もどちらもよく浸透していますが、この２つが混同している人も中にはいるかと思います。 <br />
ときに、有田焼のことを伊万里焼と呼ぶこともあります。 <br />
しかし、現在、佐賀県伊万里市にも窯はありますが、もともと有田で生まれた焼き物なので、本質的には有田焼と呼ぶのが正しいように思います。 <br />
２つが混同してしまう原因のひとつとして、山里である有田に対して伊万里には港があったため、有田焼が伊万里の港を介して各地へ運ばれ伊万里焼と呼ばれるようになった、という話もあります。 <br />
特に海外では、細かい事情にはあまりこだわらず、単に「イマリ」と呼んで親しんでいたようです。 <br />
<br />
現在では有田地区で焼かれたものを有田焼、伊万里地区で焼かれたものを伊万里焼と呼ぶ分け方が一般的となっているようです。]]> 
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    <published>2009-11-20T00:01:00+09:00</published> 
    <updated>2009-11-20T00:01:00+09:00</updated> 
    <category term="全国の陶器" label="全国の陶器" />
    <title>唐津焼</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[全国の陶器の中には海外からの影響を受けて発展していったものもありますが、佐賀県の唐津では地理的に朝鮮との交流が深かったことから、朝鮮写しの器が焼かれ、それによって唐津焼の基礎ができたと言われます。 <br />
また、愛知の瀬戸焼が「せともの」と呼ばれているように、西日本では陶磁器の代名詞として「からつもの」と言われるほど唐津焼は大変に普及していました。 <br />
<br />
さて、朝鮮の影響を受けて陶磁器の代名詞となるほどにまで普及した唐津焼とはどんな焼き物なのでしょうか。 <br />
唐津焼には「砂目」という土がよく使われますが、これは砂を含んでいるというわけではなく、生地が粗いことを意味します。 <br />
そのため器肌はざらついた感じになってしまうので、唐津焼では釉薬を比較的多めに施します。 <br />
それで全体の質感が土らしいしぶみを備えたものになります。 <br />
また唐津焼の特徴として朝鮮の陶工によって使えられ開発された絵付けや釉薬使いがあります。 <br />
以下にいくつかの表現技法を紹介します。 <br />
●絵唐津 <br />
草、木、花、鳥、人物などの絵を酸化鉄質の釉で描いたもので、単純素朴なタッチのものが目立ちます。 <br />
焼き上げると描いた線は茶褐色になり、鈍色の器肌にできた影のようで味わい深いものです。 <br />
●斑唐津 <br />
白く焼き上げられた器肌に青や黒の斑がポツポツとあらわれたもので、わら灰釉などが熱で透明感を失い、白くなるという作用を利用しています。 <br />
●朝鮮唐津 <br />
わら灰釉の白と鉄釉の黒く焼ける作用をともに用いたもので、鉄釉を下地にして、上からわら灰釉を流します。 <br />
上から掛け流した白が無造作に流れ落ちる様子は、茶の世界では「景色（けしき）」と呼ばれ、器を観賞する際のひとつのポイントとなっています。 <br />
全国の陶器（茶陶）を観賞する機会がある時には、この「景色」も楽しんで見るとよいですね。 <br />
●三島唐津 <br />
朝鮮の李朝の技法をそのままに伝えるものです。 <br />
器が半乾きのうちに木型や刷毛で紋様を描き、化粧土を塗ったあと、削り仕上げ、または拭き取り仕上げで紋様を浮かび出させたものです。 <br />
<br />
この他にも、二彩唐津、粉引唐津、黒唐津など、唐津焼は実に多彩です。]]> 
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    <published>2009-11-16T00:08:27+09:00</published> 
    <updated>2009-11-16T00:08:27+09:00</updated> 
    <category term="全国の陶器" label="全国の陶器" />
    <title>萩焼</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[茶の湯の世界のわびさびなどはよくわからない、という人も多いと思います。 <br />
しかし全国の陶器を見ようと思うと、茶の湯の世界とは切っても切り離せないものがたくさんあります。 <br />
山口県に生まれた萩焼も、あかぬけしない、ぽてっとしたもたつきに親しみが感じられ、茶人たちに好まれる焼き物です。 <br />
<br />
萩焼のぬくもりある器肌は、土のあたたかみをそのまま伝え、ぼてっと分厚い印象ながら手に持つと意外に軽く、しっくり手になじむ柔らかさを備えています。 <br />
この感触は、大道土（だぢどうつち）という砂礫雑じりの浸透性に富んだ陶土の性質によるところが大きいでしょう。 <br />
また萩焼では登り窯で時間をかけて比較的低めの温度でゆっくり焼き上げるため、焼き締め度合いが弱く、なんとなく土の柔らかさを残したような焼き上がりになります。 <br />
それと同時に、一般の焼き物に比べて吸水性が高いのも特徴です。 <br />
萩焼をよく見ると、表面にこまかいひび（貫入）がたくさん入っています。 <br />
萩焼の茶碗などを長く使っていると、このひびから茶がしみ込み、器の肌色を微妙に変えたり、雨漏りのようなシミができたりします。 <br />
ひとつの器を長く大切に使うことで色艶が次第に変化し、独特の雰囲気をかもしだすことを「茶慣れ」「萩の七化け」などと呼ぶそうです。 <br />
<br />
全国の陶器が並ぶ中、萩焼の名陶として肌色の茶碗がぽつんと置かれているだけで、いかにも飾り気がないのも萩焼の特徴です。 <br />
粘土をぽっくりとかきとって、そのまま焼いたような素朴さが、飽きの来ない器として高い人気を得ているのでしょう。]]> 
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    <published>2009-11-13T00:05:27+09:00</published> 
    <updated>2009-11-13T00:05:27+09:00</updated> 
    <category term="全国の陶器" label="全国の陶器" />
    <title>備前焼</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[数ある全国の陶器の中でも、焼き物の原点とも言える魅力を持っている備前焼、それは釉薬を使わずに焼き締めるという技法を１０００年もの間、守り通してきたためでしょう。 <br />
備前焼に使われる土は耐火度が低いため、急激な温度変化を受けると破損しやすいという性質を持っていました。 <br />
そこで、焼成にはじっくり時間をかけ、少しずつ薪を増やしながら温度を上げていく、という技法が生まれました。 <br />
このようにして、釉薬を使わず、念入りに高温で焼き上げた器は、華やかさこそないが、素朴な土味と落ち着いたしぶみが感じられます。 <br />
地味でありながらも備前焼が根強い人気を誇っているのは、やはり土をこねて作る、という焼き物の原点というべき魅力にささえられているからなのでしょう。 <br />
<br />
備前焼特有の装飾に「窯変（ようへん）」があります。 <br />
窯変とは、器が灰に埋もれたり、器同士がくっついてしまったりしてできる、いわば窯の中のアクシデントによる偶然の美しさのことです。 <br />
全国の陶器には施釉や絵付けにその特徴を見出せるものが多くありますが、備前焼の陶工は絵付けではなく窯変にエネルギーを発揮しました。 <br />
<br />
窯の中で灰が器に降りかかってできる自然釉は他の焼き物にもよく見られますが、これも窯変に含まれます。 <br />
備前焼では特に斑点状のものを「胡麻」と呼んで珍重します。 <br />
また火の近くに置いたために灰の量が多く、溶けて流れたものを「玉だれ」と呼びます。 <br />
ほかに「緋襷（ひだすき）」と言って、器と器がくっつかないようにワラを挟んだ部分が赤く焼け上がったものもあります。 <br />
器同士がくっついた部分が赤く染まるものは「牡丹餅（ぼたもち）」と呼ばれます。 <br />
<br />
もともとはアクシデントによってできた装飾だったが、その偶然に着目した陶工たちは、わざとワラを巻いたり、器を火の近くに置いたりと計算して窯変を生み出すようになりました。 <br />
しかしいくら計算をして装飾を施そうとしても、やはり偶然の要素がつきまとうのがまた窯変の魅力といってもよいでしょう。 <br />
<br />
岡山県の備前焼伝統産業会館周辺では、毎年１０月に備前焼まつりが行なわれています。 <br />
ぜひお出かけになってみてください。]]> 
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    <published>2009-11-10T00:04:27+09:00</published> 
    <updated>2009-11-10T00:04:27+09:00</updated> 
    <category term="全国の陶器" label="全国の陶器" />
    <title>赤膚焼</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[全国の陶器には、有田焼や九谷焼のように独特の作風で区別されるものもありますが、奈良県の赤膚焼（あかはだやき）は作風の違いによって区別されるのではなく、原料の土の産地が同じならこの名前で呼ばれています。 <br />
赤膚焼の土は鉄分を多く含んでいるため、焼きあがると器肌がほんのり赤くそまります。 <br />
そこから赤膚焼と呼ばれるようになった、と言われていますが、もう一説、奈良県の五条山がかつては赤膚山と呼ばれていたから、とも言われています。 <br />
<br />
赤膚焼を特定するような作風をはっきりさせるのは難しいのですが、もっともポピュラーなものは萩釉（はぎゆう）に奈良絵をほどこしたものでしょう。 <br />
萩釉は萩焼から伝わったものといわれ、もったりと器全体を覆う乳白色が、素地のほんのりとした赤みとよくマッチしています。 <br />
奈良絵というのは、赤、黄、緑などの明るい色で、人物や家、鳥居、鹿などをユーモラスなタッチで描くものです。 <br />
もともと奈良絵はお釈迦様の前世や現世を絵物語であらわしたものですが、赤膚焼の器の上では、かわいらしい絵として描かれています。 <br />
<br />
また、萩釉と奈良絵を用いた焼き物以外には、並釉（なみゆう）、黒釉、なまこ釉などを使い、絵付けのないものもあれば幾何学模様を施したものもあります。 <br />
現在、赤膚焼を焼いている窯も、それぞれに独自の工夫を加えており、赤膚焼に対する主張も灰釉を用いることであったり奈良絵を施すことであったり、赤膚でできたものはすべて赤膚焼だ、という考えであったりとさまざまです。 <br />
しかし、やはり特徴的なかわいらしい奈良絵が、全国の陶器の中でも赤膚焼ファンを集めている大きな要因となっているのは間違いなさそうです。]]> 
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    <published>2009-11-07T00:01:27+09:00</published> 
    <updated>2009-11-07T00:01:27+09:00</updated> 
    <category term="全国の陶器" label="全国の陶器" />
    <title>京焼・清水焼</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[全国の陶器の名前は、その焼かれている地域にちなんで付けられることがほとんどですが、京焼も京都で焼かれたものを示して呼んでいます。 <br />
その中でも清水焼以外を京焼と呼ぶこともあるようですが、広い意味ではすべてを含みます。 <br />
<br />
京都の焼き物、と聞くと、どのようなものを想像するでしょうか。 <br />
おそらく京都のイメージに合った、洗練された美しい器などを思い浮かべると思いますが、それでおおかた間違いありません。 <br />
京焼の特徴は、技術と技法の多様性、華麗な美しさにあります。 <br />
京焼きには、色絵陶器から染付け磁器、青磁、白磁、金襴手、さらには中国風、朝鮮風、瀬戸風、信楽風、美濃風、など、まるで全国の陶器を一堂に集めたかのように全てが揃っています。 <br />
それは、長い間、日本の文化の中心を担ってきたことで、全国から焼き物に関するあらゆる技術や作品が京の都に流れ込んできたためと考えられます。 <br />
地方の窯業地帯では、どうしても独自の技術に頼る部分が多大にあったのに対し、京都の陶工は幅広い技術や感覚に接することができました。 <br />
そして今日の総合的な京焼の美しさにつながっているのです。 <br />
<br />
現在、京焼はその作風を特定しにくい、とも言われますが、京焼の最大の魅力はやはり華麗な色絵と染付けでしょう。 <br />
江戸時代の名工、野々村仁清（にんせい）に始まり、のちの名工たちが磨き上げてきたその趣向は、今も京焼のなかに息づいています。 <br />
清水詣でに出かける機会があったら、清水寺へ続く坂道の途中で陶磁器みやげを探してみてはどうでしょうか。]]> 
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    <published>2009-11-04T00:03:00+09:00</published> 
    <updated>2009-11-04T00:03:00+09:00</updated> 
    <category term="全国の陶器" label="全国の陶器" />
    <title>信楽焼</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[誰もが見たことのあるたぬきの置物、これも立派な焼き物です。 <br />
全国の陶器市などにでかけても、かわいらしく愛嬌のある表情で店先を行く人の心を和ませているたぬき君たちですが、彼らのふるさとは滋賀県信楽町にあります。 <br />
信楽町は滋賀県の最南部に位置し、緑豊かな山林地帯が広がっています。 <br />
そこに自生するアカマツが陶器の焼成に使う焚き木として適していたことも、この地域を焼き物の町として発展させたひとつの要因と言えるでしょう。 <br />
<br />
この信楽の地で採れる土には粘りがあって腰が強く、高温にも強いため、小さくて精巧なものから大きくて丈夫なものまで、じつに信楽焼は幅が広く、多種多様に焼かれています。 <br />
またこの粘土には長石や石英などが多量に含まれるため、これが焼成時に器の表面に吹き出して、信楽独特の白いぶつぶつした肌合いの器が出来上がります。 <br />
全体的に粗い素朴な感じがするのは、陶土を水で漉して細かいものだけを残す、という処理を行なわないためです。 <br />
これも信楽焼の製法のひとつの特徴と言えます。 <br />
<br />
現在の信楽焼では、傘立てや食器、置き物、植木鉢、タイルなど、ジャンルにこだわらずに焼かれ、常に人々の生活とともに生きてきた焼き物であることが伺えます。 <br />
小石の吹き出した土肌、のびのびとした形、高温で焼くことでできる自然釉の風合い、など、素朴で平凡であるがゆえにその魅力にはまってしまう陶器好きも多いと聞きます。 <br />
<br />
全国の陶器の産地をめぐる旅も楽しいものです。 <br />
信楽の町に出かけると、あらゆる場所で焼き物を目にすることができます。 <br />
この町には人よりたぬきの方が多いのではないか、という話も出るほど、どこの窯を訪ねてもたぬきがわんさかいて、旅する人を温かく迎えてくれます。]]> 
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    <published>2009-11-01T00:02:27+09:00</published> 
    <updated>2009-11-01T00:02:27+09:00</updated> 
    <category term="全国の陶器" label="全国の陶器" />
    <title>越前焼</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[越前と聞いて思い浮かぶのは、荒々しい波の立つ日本海に、カニなどのおいしい海の幸。 <br />
そして忘れてならないのが越前焼です。 <br />
ここ福井県にある越前焼の窯は、いわゆる六古窯のひとつになっているのです。 <br />
数ある全国の陶器の中でも、よく知られた名前ですよね。 <br />
<br />
全国の陶器はそれぞれに地域ごとの特色があり、地元の風土や人柄までも表現しているものがあります。 <br />
この越前焼でも陶土はすべて地元産の土でまかなっており、冬の厳しさに耐え抜く腰の強さが器にもあらわれています。 <br />
越前の土はガラス質を多く含んだ独特のもので、釉薬が乗りにくい性質を持っています。 <br />
通常の陶器であれば、釉薬を掛けないと水漏れしやすいなどの欠点が出てきてしまうのですが、越前の土を使って焼くと高温焼成によってガラス質が隙間を埋め、硬く緻密に焼き上がります。 <br />
そのため、釉薬を使わず１３００度以上の高温で焼き締めるスタイルが、創始以来の越前焼の基本形となっています。 <br />
<br />
土の腰の強さと並んで越前焼の特徴とされるのが、紐づくりと呼ばれる成形法です。 <br />
人の腕ほどの太さがあるひも状の土を肩にかついで、土台の周りを回ってぐるりと巻きながら器を形作っていきます。 <br />
昔ながらのこの手法を守り続けている人として、藤田重良右衛門（じゅうろうえもん）氏がよく知られています。 <br />
<br />
最近では食器も多く作られ、若い人にもなじみがあるであろうビアマグは、ヒットを呼びました。 <br />
越前焼特有のざらざらとした肌合いのビアマグにビールを注ぐと、泡のキメが細かくなりクリーミーな泡が長持ちするようです。 <br />
越前焼に、そしておいしくビールを飲む方法に興味がある人は、一度お試しください。]]> 
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            <name>touki</name>
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    <published>2009-10-29T00:15:27+09:00</published> 
    <updated>2009-10-29T00:15:27+09:00</updated> 
    <category term="全国の陶器" label="全国の陶器" />
    <title>九谷焼</title>
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      <![CDATA[焼き物にあまり詳しくない人でも九谷焼の名前は聞いたことがあるでしょう。 <br />
石川県の九谷焼は、前にお話しましたように、幻とも言われる古九谷の謎めいた魅力も相まって、全国の陶器の歴史や文化のなかでユニークな地位を確立しています。 <br />
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九谷焼の特徴と言えば、重厚な色彩の絵付けでしょう。 <br />
時代により、あるいは陶工により、その手法は異なりますが、絵付けを特徴的に用いるという点は古九谷の時代から一貫して変わらないものです。 <br />
「九谷五彩（くたにごさい）」と呼ばれる赤・黄・緑・紫・紺青の５色を中心に描かれます。 <br />
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実は九谷で焼かれたものではない、とも言われている古九谷ですが、どこで焼かれていたにしてもその油絵を思わせる色彩感覚が、九谷焼の基礎となったことは間違いなさそうです。 <br />
古九谷の絵画的な表現は、大胆な構図と自由な線描きを見せて力強く感じられます。 <br />
古九谷の再現を図った「再興九谷」と呼ばれるいくつかの窯では、古九谷様式をイメージしながらも独自の工夫を加え、人物主体の赤絵写し、赤絵の細密描画、金彩などの世界を開拓していきました。 <br />
やがてこれらの手法を統合し、洋絵の具による細密な絵柄に金彩をほどこし、華麗な彩色金襴の世界を完成させたのが、明治時代の九谷庄三（しょうざ）です。 <br />
これは海外への輸出品としての評価も高く、それ以後の九谷焼の主流となりました。 <br />
しかしあまりに華美すぎて生活工芸には向かないという意見もあり、今日では古九谷の重厚な作風も復活しつつあるようです。 <br />
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全国の陶器の中ではメジャーな九谷焼ですが、時代とともに変化していった作風などを隈なく知るのはなかなか難しいかもしれません。 <br />
過去の名作から現代の新作までを幅広く展示、解説してある資料館もありますのでぜひ出かけてみてください。]]> 
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            <name>touki</name>
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